目次
はじめに
これまで我が家ではEufy RoboVac G10 Hybridを使ってきましたが、最近話題の**SwitchBot K10+**を導入しました。両機種は一見すると似ている水拭き対応ロボット掃除機ですが、実際に使ってみるとかなり方向性が違います。
本記事では、それぞれを使ってわかったメリット・デメリット、使い勝手、性能の違いをレビューしていきます。
概要スペック比較
項目 | SwitchBot K10+ | Eufy RoboVac G10 Hybrid |
---|---|---|
発売時期 | 2023年 | 2019年 |
サイズ | 直径 24.8cm / 高さ 9.2cm | 直径 32.5cm / 高さ 7.2cm |
重さ | 約2.3kg | 約2.5kg |
清掃方式 | 吸引+水拭き(モップ) | 吸引+水拭き(モップ) |
ナビゲーション | LiDAR(マッピングあり) | ジャイロ(マッピングなし) |
ゴミ収集 | 自動(専用ドック) | 手動 |
スマート連携 | SwitchBotエコシステム対応 | Alexa / Google対応(やや制限あり) |
価格帯 | 約59,800円(自動ゴミ収集付き) | 約29,990円(実売) |
サイズと取り回しの比較
SwitchBot K10+:世界最小クラスの小回り性能
- 圧倒的に小さく、椅子や棚の脚の間もラクラク進入。
- 高さはG10よりやや高いが、細かい場所に入り込む能力は段違い
G10 Hybrid:サイズは標準的だが薄型
- 高さ7.2cmでソファの下もギリギリ入る。
- ただし回転半径が大きく、狭い部屋では動きが鈍重な場面も。
清掃性能の比較
SwitchBot K10+
- 吸引力はフローリング・板間には十分。
- サイドブラシの動きも的確で、部屋の隅もよく拾う。
- 自動ゴミ収集ステーション付きで、手間が劇的に減る。
Eufy RoboVac G10
- 水拭きはG10の方が「拭いてる感」あり。
- 吸引力は控えめだが静音性は高め。
- ゴミ捨ては手動。2日に1回くらいはダストボックスの掃除が必要。
アプリ・操作性の違い
項目 | SwitchBot K10+ | Eufy RoboVac G10 Hybrid |
---|---|---|
マッピング | あり(部屋ごと清掃可能) | なし(ランダム or 一定パターン) |
清掃スケジュール | 〇(柔軟) | △(やや制限あり) |
他製品との連携 | 〇(SwitchBotデバイスと自動化) | △(Alexa/Google連携は可能) |
アプリの完成度と拡張性はSwitchBotが圧倒的に優秀。
実際に使ってみてわかったこと
SwitchBot K10+ の強み
- 「とにかく手間をかけたくない」人にはベスト
- スケジュール+自動ゴミ収集で完全放置OK
- マッピング精度が非常に高く、一度覚えた部屋はミスなしで掃除
Eufy G10 Hybrid の強み
- とにかくコスパが良い(約3万円前後)
- ルンバより静か、そしてシンプル操作
- マッピングは無いが、段差検知や障害物回避はまずまず合格点
こんな人におすすめ!
人のタイプ | おすすめモデル | 理由 |
---|---|---|
忙しい一人暮らし/共働き世帯 | SwitchBot K10+ | ゴミ捨て・掃除管理を極限まで自動化できる |
コスト重視、2台目ロボットとして | Eufy G10 Hybrid | 安価で基本性能は満足レベル |
技術好き/スマートホーム構築中 | SwitchBot K10+ | 他のSwitchBotデバイスと連携できる拡張性 |
結論
評価項目 | 勝者 |
---|---|
清掃性能(精度・効率) | K10+ |
ゴミ処理の楽さ | K10+ |
価格(導入コスト) | G10 Hybrid |
スマート連携 | K10+ |
音の静かさ | G10 Hybrid |
総合的に見ると、K10+は「おまかせ自動清掃」を求める人にベストチョイス。
一方、G10 Hybridは「安価で最低限の掃除ができればOK」という方にピッタリです。
おまけ:K10+導入で生活がどう変わったか
- 「掃除をしなきゃ」と思う頻度が減って、精神的にラクに
- ゴミの収集も忘れずに行ってくれるので、掃除の存在を忘れるくらい自動化
- 他のSwitchBot製品(カーテン、ハブ)と組み合わせて快適な生活動線が実現