はじめに
2026年6月に受験した「生成AIパスポート試験」に、無事合格しました!
試験終了直後の感想は、
模擬試験よりもかなり難しかった……。これは結果が少し心配かも💦
というものでした。
自信を持って回答できた問題もありましたが、選択肢を最後まで絞り切れず、迷いながら回答した問題も少なくありません。
そのため、合格結果を確認したときはひと安心。
さらに、各セクションの得点率から計算してみると、総合得点はなんと95点相当でした!
今回は、生成AIパスポート試験の結果や実際に行った勉強方法、本番を受けて感じた難易度について振り返ります。

生成AIパスポート試験とは?
生成AIパスポート試験は、生成AIに関する基礎知識や活用方法、リスクなどを学べる資格試験です。
試験では、生成AIの仕組みだけでなく、個人情報や著作権、情報漏えい、生成AIを安全に利用するための考え方なども出題されます。
私は社内システムエンジニアとして仕事をしており、業務の中でも生成AIを利用する機会が増えてきました。
生成AIはとても便利ですが、会社で利用する場合は「便利だから使う」だけでは不十分です。
どのような情報を入力してよいのか、生成された回答をどこまで信用してよいのかなど、正しく理解したうえで利用する必要があります。
そこで、生成AIについて体系的に学ぶことを目的として、生成AIパスポート試験に挑戦しました。
生成AIパスポート試験の結果
各セクションの得点率は、次のとおりでした。
| セクション | 得点率 | 結果 |
|---|---|---|
| 1章 | 90.91% | 1問不正解 |
| 2章 | 100% | 全問正解 |
| 3章 | 100% | 全問正解 |
| 4章 | 92.31% | 1問不正解 |
| 5章 | 87.5% | 1問不正解 |
2章と3章は、うれしいことに満点でした!
得点率から正答数を逆算すると、不正解だったのは1章・4章・5章の各1問のみ。つまり、全60問中57問正解という結果です。
計算すると、
57問 ÷ 60問 × 100 = 95点
となるため、総合得点は95点相当でした。
試験中は難しく感じていたので、まさか3問しか間違えていなかったとは思いませんでした。
合格できたことはもちろん、予想以上に高い得点を取れていたことにも驚きました。
受験料はWACAの団体割引を利用
生成AIパスポート試験の通常受験料は11,000円です。
私はWACA(ウェブ解析士協会)の団体割引を利用できたため、20%割引の8,800円で申し込みました。
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 通常受験料 | 11,000円 |
| 団体割引適用後 | 8,800円 |
| 割引額 | 2,200円 |
資格試験の受験料としては決して安くないため、2,200円の割引はありがたかったです。
利用できる割引制度がある場合は、申し込み前に確認しておくことをおすすめします。
使用した教材
今回の試験勉強では、主に次の2つを使用しました。
- 『マンガで合格!生成AIパスポート テキスト&問題集』
- iOSアプリ「生成AIパスポート 試験対策問題集」
参考書で試験範囲の全体像をつかみ、アプリの問題演習で知識を定着させる方法で勉強しました。
マンガで合格!生成AIパスポート テキスト&問題集
最初に使用したのが、『マンガで合格!生成AIパスポート テキスト&問題集』です。
生成AIの仕組みや歴史、利用時の注意点などがマンガを交えながら解説されているため、生成AIについて初めて体系的に学ぶ人でも読み進めやすい教材でした。
最初から細かい用語をすべて暗記しようとすると、勉強が進まなくなる可能性があります。
まずは本を一通り読み、
この章では、このような内容を学ぶんだな
という全体像をつかむことを優先しました。
文章だけの参考書よりも読み始めるハードルが低く、勉強を始めるきっかけとしても使いやすかったです。
iOSアプリ「生成AIパスポート 試験対策問題集」
参考書を読んだ後は、iOSアプリの「生成AIパスポート 試験対策問題集」を使って問題演習を行いました。
基本部分は無料で利用でき、420円を課金すると全250問に挑戦できます。
受験料と比べても負担が小さかったため、私は全問題を利用できるようにしました。
アプリの良かった点は、スマートフォンがあれば短時間でも問題演習ができることです。
まとまった勉強時間を確保できない日でも、少しずつ問題を進められました。
間違えた問題については、正解だけを覚えるのではなく、
- なぜその選択肢が正しいのか
- ほかの選択肢はどこが間違っているのか
- 参考書のどの分野に該当するのか
を意識して復習しました。
この「選択肢ごとに理由を考える勉強」が、本番の難しい問題にも対応できた理由のひとつだと思います。
私が実践した勉強方法
今回の勉強は、次の流れで進めました。
1.参考書を一通り読む
最初は細かい内容を完璧に覚えようとせず、参考書を読み進めました。
生成AIに関する用語は多いため、最初からすべて暗記しようとすると時間がかかります。
まずは生成AIの歴史、基本的な仕組み、活用方法、リスクといった試験範囲の全体像を把握しました。
2.アプリで問題を解く
参考書を一通り読んだ後は、アプリを使って問題演習を行いました。
実際に問題を解いてみると、読んだときには理解したつもりだった内容でも、意外と答えられないことがあります。
問題を解くことで、自分が理解できている部分と、曖昧な部分を切り分けられました。
3.間違えた分野を参考書で確認する
アプリで間違えた問題や、正解したものの自信がなかった問題は、参考書に戻って確認しました。
特に、よく似た用語や法律・権利関係の問題は、何となく覚えているだけでは選択肢に迷います。
問題演習と参考書の確認を繰り返すことで、少しずつ知識を整理しました。
4.模擬試験で理解度を確認する
試験前には、模擬試験形式の問題にも挑戦しました。
模擬試験では、単に合格点を取れたかどうかだけでなく、迷った問題についても見直しました。
正解していても、根拠を説明できない問題は本番で選択肢の表現が変わると間違える可能性があります。
そのため、「たまたま正解した問題」も復習対象にしました。
本番は模擬試験より難しく感じた
実際に試験を受けて最も印象に残ったのは、模擬試験よりも本番のほうが難しく感じたことです。
参考書やアプリで見た内容を、そのまま答えればよい問題ばかりではありませんでした。
選択肢の表現が絶妙で、
どちらも正しいように見える……
と迷う場面もありました。
単語の意味を暗記するだけでなく、生成AIの仕組みやリスクを理解していなければ、判断しにくい問題が多かった印象です。
試験中は手応えが分からず、終了後も合格できているのか少し不安でした。
しかし、実際の結果は95点相当。
模擬試験より難しく感じても、すぐに「失敗した」と判断する必要はないと思います。
迷った問題についても、これまで勉強した知識を使って選択肢を絞り込めていたようです。
2章・3章で満点を取れた理由
今回、2章と3章は100%でした。
この結果から、参考書で基本を学んだ後にアプリで繰り返し問題を解く方法は、自分に合っていたと感じています。
問題文と答えをセットで丸暗記するのではなく、「なぜそうなるのか」を考えながら学習したことで、本番で表現が変わっても対応できました。
特に生成AIの基礎知識や仕組みに関する分野は、個別の用語をバラバラに覚えるより、技術の流れや関係性を意識したほうが理解しやすいと思います。
これから受験する人へのアドバイス
これから生成AIパスポート試験を受験する人に伝えたいポイントは、次の3つです。
用語の丸暗記だけで終わらせない
本番では、単純な用語問題だけでなく、内容を理解しているかを問われる問題も出題されます。
用語の意味だけでなく、どのような場面で使われるのか、何と関係しているのかまで確認しておくと安心です。
問題演習を繰り返す
参考書を読むだけでは、自分が本当に理解できているのか判断しにくいです。
アプリなどを利用して、できるだけ多くの問題に触れることをおすすめします。
間違えた問題はもちろん、迷いながら正解した問題も復習すると、本番での判断力が上がります。
本番が難しく感じても焦らない
私は本番を模擬試験よりも難しく感じましたが、結果は95点相当でした。
難しいと感じているのは、自分だけとは限りません。
分からない問題が出ても焦らず、明らかに違う選択肢を除外し、学習した知識から最も適切な回答を選ぶことが大切です。
生成AIパスポートを勉強して良かったこと
試験に合格できたことも大きな成果ですが、生成AIについて体系的に学べたことにも価値がありました。
普段から生成AIを使っていると、操作方法や便利な使い方に目が向きがちです。
しかし、業務で活用するためには、次のような知識も欠かせません。
- 入力する情報の取り扱い
- 個人情報や機密情報の保護
- 著作権などの権利関係
- ハルシネーションへの注意
- 生成された情報を確認する必要性
社内システムエンジニアとして生成AIを活用していくうえでも、今回学んだ知識は実務に生かせると感じています。
資格を取得することがゴールではなく、安全かつ効果的に生成AIを使うための土台を作れたことが、今回の一番の収穫かもしれません。

まとめ
今回は、生成AIパスポート試験の合格結果と勉強方法について紹介しました。
結果をまとめると、次のとおりです。
- 生成AIパスポート試験に合格
- 全60問中57問正解
- 総合得点は95点相当
- 2章と3章は満点
- 使用教材は参考書とiOSアプリ
- 本番は模擬試験よりも難しく感じた
- 問題演習と理解を重視した復習が効果的だった
試験終了後は結果が心配でしたが、実際には間違いがわずか3問という、予想以上の結果になりました。
生成AIパスポートは、生成AIの仕組みだけでなく、安全に活用するための知識も学べる試験です。
生成AIを仕事で利用している人や、これから生成AIについて体系的に学びたい人にとって、挑戦する価値のある資格だと思います。
今回学んだことを、これからの業務やkyorolabでの情報発信にも生かしていきたいです!

